7月11日、年に一度行っている避難訓練を行いました。
丸友中部青果では社内に自衛消防隊を組織しており、その役割を確認するためにも年に一度の割合で火災発生を想定した避難訓練を行っています。
この日は午前中に各自が作業をしている場所にいることを想定して、事務所フロアから火災が発生したものとし、通報や連絡・避難の手順を再確認するとともに、実際に駐車場へ避難しました。
そして、消火班や消火器を実際に使った事のないスタッフが、消火訓練を行います。
最初はぎこちない物でしたが、慣れて来るについてしっかりと放水するようになります。
実際の消火器は20秒程度しか使えません。その間にいかに効率よく消火できるかは、落ち着いて狙いを定めてできるかに掛かります。
そして無理をしないことも大事。自分の背丈を超えるような炎の場合は、消火よりも避難を優先させると伺いました。
続いて消火栓を使った放水です。
社屋には2か所の消火栓があり、昨年の避難訓練とは別の消火栓を使用しました。
消火ホースを取り出し、栓を開けて放水します。
水の勢いは見た目以上に強く、2人がかりで押さえながら狙いを定めて放水します。
これも一度やっておくのとやらないのとではいざという場合に大きな差になると実感しました。
最後には社屋内の防火扉を実際に稼働させてみました。
天井のセンサーに煙を感知させると、ロックが外れて自然に扉が閉まります。
これは電動などではなく、扉の構造から自然に締まるのだそう。この周りに物を置かないことを、より意識しておくことを確認しました。
年に1度ではありますが、今回の避難訓練や以前にも紹介したシェイクアウト訓練を通して、防災の意識をより高めていきたいと思います。