6月8日に長野市の西山地区、信州新町に筍(たけのこ)の一種である「淡竹(はちく)」を採りに行ってきました。
地域の高齢化などにより荒れた竹林を整備するため発足された「西山淡竹会」の方の指導のもと、竹林に入っていきます。
「淡竹」は
孟宗竹など一般的な筍とは違い地下茎が浅いため、地面を掘って採るのではなく根元を折り曲げるようにして引っ張りながら抜きます。力はさほどいらず、初めてでも簡単に採ることができました。
細長く伸びたものではなく、太くまだ伸びきっていないものが食べごろの良い淡竹です。
一日で約30cm伸びるので、食べ頃を逃すわけにはいきません。整備のされた竹林には、開けた場所に淡竹が生えるので見つけやすいです。
抜くと根元は皮がむけた状態になり、そのままかじることもできます。食べてみましたが、柔らかくて苦みもなく美味しくいただけました。太いものほど苦みは少なく、そうでないものは生で食べると舌がビリビリしびれてしまうほど苦いそうです。
淡竹を目指して奥に入って行くと、ふきの穴場をみつけました。
ここには立派なふきがいっぱい。ちゃっかりと採ってきました。
淡竹会の方に連れられて、道なき道をずんずん下っていくと(淡竹会の方は慣れているので素人は必死になってついていきましたが)、中でも太い竹の生えているスポットにたどり着きました。これぞ竹、という感じで、かぐや姫が入っていそうな太さです。辺りは背の高い竹に覆われていて、迷ったら出られなくなってしまいそう。危ない危ない・・・
淡竹採りの山から下りてきて、地元の方にお味噌汁をご馳走になりました。この辺ではおなじみの「淡竹とサバ缶」などが入った具だくさんのものです。美味しかった~。
淡竹の食べ方は様々ですが、このお味噌汁もおすすめの食べ方です。
2016年シーズンはもう終了しましたが、とれたて淡竹の通販も行っています。
次の旬の時に味わって頂けたらと思います。
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