

着いたのは雪中キャベツでもお世話になった小谷村伊折地区。
この日は午後から雨の予報・・・
という事で、到着早々にポイントへ向かいました。

こちらがこの日の目的となる「こごみ」
シダの一種「クサソテツ」の若芽のことを「こごみ」と言います。
アクもなく、調理も容易で、比較的簡単に採ることができる山菜です。

背負いカゴを担いで山の中を進みます。
「こごみ」は陽当たりのいい斜面によく生えているので、開けたところに群生しています。

こちらはちょっと育ちすぎてしまった「こごみ」
このようにまとまって生えています。
この中から食べるのにちょうどいい、前の写真のような大きさの若芽を探して採ってゆきます。


新緑の頃なので、こごみ以外にも様々なものが出てきています。
こちらはまずおなじみの「つくし」そしてもう一つが「山ニンジン」
まだ小さいですが、しっかりと人参の形になっています。


こちらは「花ワサビ」と「カンゾウ」
花ワサビはオヒタシや醤油漬けなどで食べると独特の香りを楽しめます。
カンゾウは薬用植物の一種。根元を噛んでみると「甘草(カンゾウ)」の名の通り、ほんのり甘味を感じます。

何度か場所を変えて、ちょうどいい「こごみ」を探して回ります。
今度はこの地区の特徴でもある棚田の跡地。
伊折地区では「田んぼのオーナー制度」も行っていて、主に都会の方が棚田を借りていたそうです。ただ現在は、平成26年の地震の影響で用水路が破損してしまい、取りやめているそう。ですが新たな水路トンネルを掘る工事をしており、復活することができるようです。

話を「こごみ」に戻しましょう。
ここ小谷村伊折地区で採れるこごみは太さがあり、しっかりとした食べごたえを楽しめるものです。
そのこごみの「茎」の部分を下に見ていくと、松ぼっくりをさかさまにしたような根株から生えて来ています。
先ほども触れましたが、こごみは「クサソテツ」の若芽。この根株に「ソテツ」らしさが見て取れます。

一通り採り終って記念撮影!
この後ろの斜面ずっと上まで採りにいっていました。
さてこれで終わりではありません。

「こごみ」の中に入ったゴミなどを、ふるい落とします。
これがコツをつかむまで一苦労。やっとうまくふるえるようになりました。

作業が終わり、集会場で先ほど採ったこごみを頂きました。
茎の太さがあってシャキッとしたこごみ。
山の恵みに感謝して、味わいたいと思います。