被せるフタ式でダンボールを重ねた強度の高いとても丈夫なダンボールが使われています。
便利で丈夫。また、リサイクルなどの理由から、宅配便や引っ越しの荷物を入れたり、野菜を運んだりするのにとても便利に使われています。
でも・・
日本ではバナナは100%近くが輸入品。
農作物を輸入する場合、植物防疫法に基づく検疫が行われます。
国内の植物に害をもたらすような昆虫の上陸を阻止する為で、ミバエ・カイガラムシ等、バナナに害虫が発見されると全て燻蒸されます。
近年、人気の「有機バナナ」。原産国で有機認証を受けたとしても、検疫で害虫が発見されたら、もちろん燻蒸処理が行われます。
バナナの表面に化学薬品がつくことになるので、有機バナナとしては販売することが出来なくなります。
< バナナの燻蒸処理とは・・ >
燻蒸処理は、密閉された倉庫の中で箱ごと薬品をガス化して行われます。
薬品には「シアン化水素(青酸ガス)」が使用されます。シアン化水素は揮発性が高く浸透性がないため
残留の心配はありません。消費者とって安全性の高いものといえます。
燻蒸処理は皮ごと食さない限りは、とても安全性の高いもの。
でも・・
中古のバナナの箱は「燻蒸処理をされたものある」ということになります。
箱の内側に付着した薬剤が残っていているかもしれません。
・・その箱に生のまま入っていた野菜は食べたくはありませんね。
「バナナの箱」に生野菜を入れることは、やめたいものです。